🌷ぽかぽかいい気持ち!春の散歩の注意ポイント🌷
2024.04.14

🌷ぽかぽかいい気持ち!春の散歩の注意ポイント🌷

冬の寒さが和らいで暖かく外にいるだけで気持ちがよい春。
緑が生き生きとし日差しも心地良くなってくるのでわんちゃんとのお散歩がより楽しくなりますよね。しかしそんな春の散歩は危険な要素が増え、さまざまな注意が必要となることを知っていましたか?今回は愛犬の不慮の事態を未然に防げるよう春の散歩について時間や頻度そして注意点をご紹介していきます。

春の散歩時間

春は気温が程よく1日中散歩に適しているように感じられますが時間により寒暖差があります。朝と夕方はまだ冷え込むことがあるので、お散歩は日中の暖かい時間帯が最適でしょう。
わんちゃんは人間よりも地面に近い所にいるため地面からの熱の影響を受けやすいもの。
春だからといって常に地面の温度が温まっているとは限らないため朝晩の冷えには気をつけてあげましょう。逆に近年の温暖化の影響も相まって春であっても異常に気温が高くなり夏のような暑さになることも珍しくありません。外気温をしっかりと確認し愛犬にとって快適な気温のタイミングに散歩に連れて行きましょう。

散歩の頻度

冬寒いために外へ出ることを嫌がっていたわんちゃんも春のぽかぽか陽気に誘われて、「散歩が楽しい!早く行きたい!」と散歩の時間が待ちきれないというわんちゃんも多いでしょう。冬は1日1度きりとしていた散歩も気候が良くなったら運動不足の解消やストレス発散といった目的も兼ねて1日2回行うことが理想的です。しかしわんちゃんの体調や年齢によって適切な散歩の頻度が異なりますので飼い主さんがしっかりと見極めて判断をすることが大切です。わんちゃんの体調による散歩の頻度や程度の判断が難しい場合は獣医師のアドバイスを受けましょう。

春に散歩をさせる際の注意点

春はわんちゃんが散歩中にトラブルの要因と出会う機会が増えてしまう季節ということをご説明しました。具体的にその要因とはどのようなものなのでしょうか。
これからご紹介する危険の要因を確認しトラブル防止や病気予防に努めましょう。

ダニ・蚊

ダニは基本的に通年存在するものですが3月頃から数が増え始めるので、とくにこの時期はしっかりとしたダニ対策が必要です。「マダニ」に咬まれると貧血や皮膚病を起こすだけでなく病原体を媒介し死に至る病気になることも。マダニは一般的に自然環境だけでなく公園や庭など都市部にも生息しています。やぶ・草むら・公園などの高い草や植物の密生地帯にはわんちゃんを近づけないようにしましょう。

ダニ予防のお薬には、スポットタイプや錠剤、チュアブル(おやつ)タイプが主流。
1年を通してこれらのお薬を使用することがおすすめですが春に改めて薬の確認を行うのもよいですね。またフィラリアを媒介する蚊も活発に動き始めますので予防接種や蚊除け対策を講じましょう。

花粉症

春は花粉が飛び始める季節です。
花粉症は人間だけではなくわんちゃんも発症する可能性があります。花粉の飛散が多い時間の散歩や外出を控える・花粉がつきにくい素材の服を着せる・散歩後は愛犬の身体を拭くなど適切に対処・予防をしてあげることが大切です。

植物

春は新芽が芽吹いたり、花が咲く植物が増えます。しかし一部の植物にはわんちゃんが口にしてしまうと中毒症状を引き起こす危険な草花もあります。わんちゃんが口にすると危険な春の草花とその症状を紹介するのでチェックしておきましょう。

💙福寿草:血圧上昇・呼吸困難・心不全・死に至る危険性あり
💙スイセン:下痢・嘔吐・不整脈・呼吸困難・死に至る危険性あり
💙スズラン:下痢・嘔吐・多尿・頻尿・四肢の脱力・麻痺・不整脈・痙攣・死に至る危険性あり
💙ワラビ:貧血・不整脈・血尿・骨髄機能障害・死に至る危険性あり
💙キンポウゲ:口内の腫れ・消化器官の炎症・下痢・嘔吐・血便・心不全・死に至る危険性あり
💙チューリップ:過度のよだれ・下痢・嘔吐・痙攣・心不全・死に至る危険性あり
💙ヒヤシンス:過度のよだれ・口の痒み腫れ痛み・下痢・嘔吐・震え・呼吸困難・死に至る危険性あり
💙ツツジ:過度のよだれ・下痢・嘔吐・視力障害・痙攣・昏睡・死に至る危険性あり

 
紹介した草花は特別なものではなく花壇や道端で見ることのできるものが多いです。
公園や散歩コースで愛犬がこれらの植物を口にしないように気を付けましょう。

危険な生物

春になると冬に冬眠するなどして出会うことがなかった生き物も活動を始めます。
これらの中にはわんちゃんにとって非常に危険な生物もいるので注意が必要です。

強い毒を持つヤマカガシやマムシなどの蛇刺されるとアナフィラキシーショックを起こし最悪の場合死に至る蜂踏んで毒毛に触れると激しい痛みとかゆみを伴う毛虫などはとくに注意が必要です。わんちゃんと一緒に山や森・草原・水辺などを歩く時にはしっかりと警戒しわんちゃんから目を離さないでください。わんちゃんの命に関わることですので散歩中はスマホに夢中になったり知り合いと話し込んでしまったりといったことにご用心!

脱水症状や熱中症

人よりも暑さに弱いわんちゃんにとって春も少し暑く感じられる季節であるということを理解しておく必要があります。その日の気温やその場の状況によって脱水症状や熱中症を引き起こす可能性もあり得るので散歩中にも必ず水分補給をさせましょう。

まとめ

春はわんちゃんにとってさまざまな危険が存在するということが分かりました。
しかし注意と対策を講じれば防げることばかり。
紹介したポイントを押さえつつ安全で楽しい春の散歩を満喫してくださいね♪♪♪

なるほど~。今回もお勉強になりました。😁😁😁