🍉🍉わんちゃんも食べられる!おすすめ夏フルーツ🍈🍈
夏に旬を迎える果物はたくさんありそんなフルーツを愛犬と一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?夏が旬の、わんちゃんにおすすめの果物について与え方や注意点と一緒にご紹介します。
与える前に知っておこう!!!
水分が豊富に含まれる果物はわんちゃんのおやつとして与えれば夏バテの防止に役立ちます。
果物を好む子も多いのでおいしく食べられて健康にも良ければ飼い主さんとしても嬉しいことですよね。ですが当然のことながら与えすぎにはご注意を。
果物に多く含まれる水分や糖分・食物繊維を多く摂りすぎることは下痢や肥満の原因となりかねません。またわんちゃんに食べさせるのはフレッシュな果物だけにしてください。
ドライフルーツや加糖された缶詰はNGです。
そして何より重要なのがわんちゃんは私たちと体の構造が異なるため食べてはいけない果物があるということ。
この後に紹介する食べてOKなもの・NGなものをしっかり把握しておきましょう。
スイカ
夏の果物の代表と言えば一番にスイカを思い浮かべるのではないでしょうか?
スイカは5月頃から出回りはじめ、7・8月が旬。
カリウムが豊富で利尿作用があるので、夏の水分補給にもぴったり。
約90%が水分のためローカロリーで愛犬にもお裾分けしやすいですよね。
ただ食べ過ぎるとお腹が緩くなることもあるので食べさせる際はほどほどに。
スイカの主な栄養素
・カリウム:余分な塩分を体外排出する
・ビタミンA:皮膚や視力の健康状態を維持する
・ビタミンC:酸化防止やコラーゲン生成を助ける
・リコピン:老化や視力低下を予防
・シトルリン:血管の若返りと血行促進作用
スイカの与え方と注意点
わんちゃんには皮と種を取り除いて与えましょう。
またお腹が敏感な子やパピー・シニアのワンちゃんには体が冷えすぎないよう常温がおすすめ。もちろん塩などは振らずにそのままの味を楽しんでもらいましょう。
赤い部分は甘みが多く好むわんちゃんは多くいますが食べさせ過ぎに注意が必要です。
また白い部分は甘みはほとんどありませんが水分が豊富。気にせず食べてくれるようなら糖分の摂り過ぎが気になる場合や水分補給したいときには白い部分を与えてみてもいいですね。
桃
甘酸っぱくてジューシーな桃も7月から8月に旬を向かえる夏に人気の果物。
わんちゃんによっては柔らかいものよりも実の硬い品種を好む子もいるようです。
腸内環境を整えてくれる水溶性食物繊維が豊富なのも嬉しいポイントですね。
桃の主な栄養素
・カリウム:余分な塩分を体外排出する
・食物繊維:便秘解消を助ける
・ビタミンC:酸化防止やコラーゲン生成を助ける
桃の与え方と注意点
桃の種はその形状から誤飲してしまうと消化管につまりやすくとても危険です。
また種にはわんちゃんに有毒であるシアン化合物が含まれています。
小型犬はもちろんですが中型・大型犬の場合にも必ず種は必ず取り除いてから与えましょう。
種だけでなく桃の葉や茎にはわんちゃんへの中毒性があると報告されているので実だけをカットしてから食べさせてくださいね。
梨
スイカと同様に約90%が水分といわれる梨は7~10月頃まで長く楽しむことができる夏の果物。酸味が少なくシャキシャキとした食感がわんちゃんにも好まれやすいようです。
カロリーも少ないのでわんちゃんにも食べさせやすいですね。
梨の主な栄養素
・カリウム:余分な塩分を体外排出する
・食物繊維:便秘解消を助ける
・アスパラギン酸:疲労回復や皮膚や被毛の健康維持
梨の与え方と注意点
梨は皮と芯・種を取って一口サイズにしてわんちゃんに食べさせてあげましょう。
おろし金やフードプロセッサーなどですりおろすとシニアの子でも飲み込みやすくなりますよ。
パイナップル
輸入物のパイナップルは旬はとくになく一年中手に入りますが国産のパイナップルは4月下旬から8月初旬までが旬と言われています。
酸味が強いイメージもありますが昨今は甘味の強いものも多くわんちゃんにも人気の果物です。
パイナップルの主な栄養素
・クエン酸:疲労回復をサポート
・ビタミンC:酸化防止やコラーゲン生成を助ける
・タンパク質分解酵素:食物の消化をサポートする
・食物繊維:便秘解消を助ける
パイナップルの与え方と注意点
皮や芯・葉は硬く消化しにくいので必ず取り除いてください。
まれにアレルギー反応を起こすわんちゃんもいるので初めて与えるときは少量ずつ与えましょう。
マンゴー
南国を原産とするマンゴーもわんちゃんが食べられる夏の果物です。
国産マンゴーの旬の時期は5月から8月。
酸味が少ないのでわんちゃんも食べやすいですね。
マンゴーの主な栄養素
・βカロテン:ビタミンAに変換され皮膚や視力の健康状態を向上させる
・ビタミンC:酸化防止やコラーゲン生成を助ける
・ビタミンE:免疫力を高め老化を防止する
・葉酸:赤血球の生産や、細胞の再生を促す
・カリウム:余分な塩分を体外排出する
マンゴーの与え方と注意点
甘みが強くカロリーが高めなので量に気をつけてわんちゃんに与えるようにしてください。
果肉は柔らかいですが喉に詰まらせる可能性もあるので種は必ず取り除き小さく切って与えましょう。
わんちゃんに食べさせてはいけない夏の果物
わんちゃんが食べられる夏の果物を紹介しましたが逆に絶対に食べさせてはいけない果物もあります。誤って口にしてしまうと中毒症状で後遺症を負ったり最悪の場合には命を落としてしまうこともあるのです。だからこそ私たち飼い主が「与えてはいけないもの」をしっかり把握しておかなくてはいけません。わんちゃんに与えてはいけない夏の果物を3つ紹介します。
ぶどう
ぶどうはわんちゃんが食べてはいけない果物としてよく知られていますね。
大量に食べてしまうと急性腎不全になるリスクがあり少量でも食欲減退・嘔吐といった中毒症状を引き起こすことがあります。
わんちゃんが盗み食いをしてしまわないようにぶどうの保管場所には気をつけましょう。
また旬である夏場には家庭菜園で実を付けるぶどうの木もあります。
畑や住宅地のまわりを散歩する際は落ちた実を食べてしまわないように注意しましょう。
プルーン
7月中旬から秋にかけて旬を迎えるプルーン。
ドライフルーツのイメージが強いですが最近では生のプルーンもスーパーなどで見かけるようになりました。栄養価が高く美容や健康に良いといわれるプルーンですが豊富なカリウムはわんちゃんにとっては高カリウム血症につながる恐れがあります。プルーンの毒性は乾燥する過程でより強くなるためプルーンのドライフルーツは特に危険です。
絶対に与えないようにしましょう。
イチジク
独特な食感と芳醇な香りで人間にはとてもおいしいイチジクですがわんちゃんに食べさせてはいけません。イチジクに含まれるフィシンとソラレンという成分はアレルギー症状を引き起こすとされています。フィシンは人には整腸効果がある成分ですがわんちゃんには毒になるほど強く作用してしまうのです。
まとめ
今回はわんちゃんが食べられる夏の果物・食べられない夏の果物についてお伝えしました。
果物は甘みが多く大好きなわんちゃんも多くいますが、あまり食べ過ぎないようにおやつ程度の量を与えるようにしてくださいね。夏バテ予防の水分補給とわんちゃんの楽しみとしてときには飼い主さんと一緒に旬の果物を食べて暑い夏を乗り切れると良いですね。
我が家は娘がフルーツ大好きなのでよく食後のデザートやお風呂あがりの楽しみとして食べます。食べている間も我が家の愛犬は欲しくて②うろうろします。わんちゃんが食べてはいけないフルーツ。今回お勉強したので取り扱いには十分注意して行きたいと思いました。👍👍👍