✨✨抜け毛対策に!わんちゃんのブラッシングについて知ろう✨✨
わんちゃんの被毛は犬種によってさまざま。
毛が抜けやすい子・抜けにくい子・長毛・短毛・かため・柔らかめなど色々なタイプがあります。
これらのケアの代表がブラッシングです。
愛犬の被毛や皮膚のお手入れはもちろんブラッシングすることで部屋に落ちる抜け毛も減らすことができます。ブラッシングはわんちゃんと飼主さん両方にとって大きなメリットがあるのです!今回はブラッシングのメリットや使用するブラシの選び方ブラッシングの際の注意点を紹介します。正しい知識を身に着けブラッシングが苦手なわんちゃんでも喜んで応じてくれる環境を作りましょう。
シングルコートとダブルコートの違い
わんちゃんは被毛の構造によって大まかにシングルコートとダブルコートに分類されます。
シングルコートはオーバーコートという上毛のみが生えます。
ダブルコートはオーバーコートに加え下毛のアンダーコートが生える二重構造です。
オーバーコートは水を弾いて紫外線から皮膚を保護する被毛、アンダーコートは体温調節する被毛を指します。
どちらの毛のタイプも1日に1回のブラッシングが理想的。シングルコートとダブルコートの違いと具体的な犬種を確認していきましょう。
シングルコートの特徴
シングルコートのわんちゃんは換毛期がありません。
毛の生え替わりは少しずつで抜け毛が少ないという特徴があります。保温力の高いアンダーコートが生えていないので寒さに弱い点も特徴です。
シングルコートの主な犬種
トイ・プードル
マルチーズ
ミニチュア・ピンシャー
ダルメシアン
ワイマラナー
ダブルコートの特徴
ダブルコートのわんちゃんは毛が一定の長さまで伸びると抜け落ちるのが特徴です。
特に換毛期の毛の抜けかわりがはげしく春と秋には1日に数回のブラッシングが必要となります。アンダーコートとオーバーコートの2重構造の被毛のおかげで寒さに強い一方暑さは苦手。
ダブルコートの主な犬種
柴犬
ウェルシュ・コーギー
ゴールデン・レトリーバー
シベリアン・ハスキー
秋田犬
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ブラッシングのメリット
わんちゃんには2種類の被毛構造が存在することが分かりました。
シングルコートは毛が絡まりやすく、ダブルコートは毛が抜けやすいもの。
よって、性質は異なりますが、どちらのタイプも毎日のブラッシングがオススメです。
ブラッシングは、ワンちゃんの衛生面や健康面に対しても、以下のような効果があります。
ブラッシングの効果
ホコリやチリ、汚れを落とす
ノミやダニを見つけられる
毛のもつれや毛玉を防ぐ
地肌の血行を促進する
皮膚炎や病気、ケガを発見できる
ブラッシングは普段見ることのないわんちゃんの地肌を観察することができるため健康チェックの役割もあります。また、ブラッシングの時間は飼主さんとわんちゃんとのコミュニケーションの時間になるでしょう。さらにブラッシングはわんちゃんが体に触れられることに慣れるという利点もありこれは病院での診察やトリミングで役に立ちます。
わんちゃん用ブラシの種類や選び方
わんちゃんに使うブラシは大きく分けて6種類あります。
材質やくしの形状・用途が異なるため、1種類だけではなく愛犬に合ったものを数種類用意するのがおすすめです。
スリッカーブラシ
スリッカーブラシはくの字型の針金がついています。
使い方 | 被毛をかき分け根元にブラシを入れる |
用途 | 抜け毛をのぞき毛のもつれや毛玉をほぐす |
適した犬種 | 万能ただしとくに短毛な犬種は避ける |
鉛筆のように持ち毛の流れにそって力を入れすぎずに使いましょう。
痛みが生じるので毛逃れに逆らって使用することはNGです!
ピンブラシ
ピンブラシはクッション部分に先が丸いピンがついたブラシです。
使い方 | 片方の手で被毛を持ちそこから掻き出すようにブラッシングする 手首にスナップをきかせることがコツ |
用途 | 毛の絡まりをときマッサージ効果がある |
適した犬種 | 長毛種 |
ブラッシングを嫌がる長毛種のわんちゃんでも受け入れやすいでしょう。
あまりに毛の絡まりがひどい時や毛玉が生じている場合は無理せず他のブラシを使用しましょう。
コーム
コームの多くはくし目が粗い部分と細かい部分とで構成されています。
使い方 | まず毛先部分をほぐし徐々に根元付近に近づいていくという順序でとかす |
用途 | ブラッシング後の毛玉チェックに向く |
適した犬種 | 短毛種以外の犬種 |
小回りがききわんちゃんの顔に使いやすいブラシです。
ピンが皮膚にあたるとわんちゃんは痛い思いをします。力を抜いて使用しましょう。
ラバーブラシ
ラバーブラシは柔らかいシリコンやゴムでできており使用している飼主さんも多いブラシです。
使い方 | 優しいタッチで使う |
用途 | 抜け毛を絡めとりマッサージ効果がある |
適した犬種 | 短毛種 |
ブラッシングを嫌がる短毛種のわんちゃんでも使いやすいでしょう。
わんちゃんのシャンプーの際に併用するのもオススメです。
グローブ型ブラシ
グローブ型ブラシの多くは手袋の形状で手のひら部分にゴム製の突起がついています。
使い方 | 手にはめてなでるように使う |
用途 | しっぽや顔などもとかしやすい |
適した犬種 | シニア犬やパピー・大型犬 |
初めてのブラッシングでも扱いやすいでしょう。トレーニングにも向いています。
獣毛ブラシ
獣毛ブラシは馬や豚・猪の毛が使われたブラシです。
使い方 | 抜け毛をとりのぞいた後の仕上げに使う |
用途 | ツヤ出しとマッサージ効果がある |
適した犬種 | 全犬種(使用されている動物の毛によって適した犬種が異なる) |
静電気が起こりにくくブラッシングの仕上げにおすすめなブラシです。細かい毛をとりのぞいたり被毛の艶出しが期待できます。
わんちゃんをブラッシングする際の注意点
本来ブラッシングはわんちゃんにとって気持ちのよいものです。
しかし小さな頃からブラッシングに慣れていなかったり痛い思いをしたことのあるわんちゃんは苦手意識を持っていることがあります。
愛犬がブラッシングを嫌いにならないように以下の注意点を守りましょう。
わんちゃんが痛がらないよう配慮する
わんちゃんはブラッシングで痛い思いをするとその経験から嫌なこと・怖いことと認識してしまうことがあります。わんちゃんを傷つけないように以下に気をつけましょう。
わんちゃんを傷つけないブラッシング方法
被毛の長さに合ったブラシを使う
力を入れすぎない
手で毛を抜かない
換毛期だからといって毛を手で抜くとまだ抜けかけていない毛を皮膚ごとひっぱてしまうため、わんちゃんはとても痛い思いをします。傷やケガの原因となるため必ずブラシを使って抜け毛だけをとりのぞきましょう。愛犬が過去に痛い思いをしてブラッシングを嫌がる場合は、使う道具や場所を変えて悪いイメージを払拭するのも一つの方法です。
長時間のブラッシングを避ける
ブラッシングにかける時間は基本的に10分前後。最長でも20分以内に終わらせましょう。
ブラッシング中はわんちゃんが自由に動けずやりすぎはストレスやブラッシング嫌いにつながります。落ち着かない時は毛のもつれや毛玉ができやすい次の箇所を優先してほぐし短時間で終えましょう。
毛玉ができやすい部位
耳の後ろ
首
脇
胸
股の内側
毎日ブラッシングする箇所を変えることで1回にかかる時間を短くするという方法もあります。愛犬の様子を見ながらブラッシングをし無理を強いることのないように気を付けましょう。
無理矢理ブラッシングしない
わんちゃんがブラッシングを嫌がっているのに無理矢理行うことでその時間が嫌いになってしまうこともあります。声をかけながら撫でることで警戒心を解きリラックスできる環境でブラッシングしましょう。触れられることに慣れていないわんちゃんでしたらおやつやおもちゃを与え夢中になっているうちにまず手だけで撫でてみます。徐々にグローブ型のブラシに変えるなどしてブラッシングに慣らしていきましょう。
さらにブラッシングした後はたくさん褒めてあげることをお忘れなく!
おやつをあげるとわんちゃんがブラッシングの時間によいイメージを持つことができますよ。
まとめ
わんちゃんのブラッシングは最低でも1日に1回行うことやその効果をお伝えしました。
わんちゃんが痛い思いをしないよう適切な道具を使い力を入れすぎずにブラッシングするのがコツです。わんちゃんがブラッシングを気持ちのいいものだと認識できるように適切な方法を身につけて愛犬とのコミュニケーションに活かしてみてくださいね。
今回も大変お勉強になりました。ぜひ実践してみてくださいね~。😊😊😊