ちょこあちゃん
2022.04.15

ちょこあちゃん

トイプードルのちょこあちゃん。

こんにちは(^^)/

はなちゃん。むぎちゃん。と仲良~くご来店でした。😊😊😊

お足元の悪い中、ご来店誠にありがとうございます。☂☂☂

今回のオーダーは、全身6.4mm、足太めストレート、お顔テディーベア、目周り短く、お耳&しつぽ伸びた分カット、足先バリカン、スキンケアコースでした。

ママさん。を悩ませているカイカイ星人。

まずむぎちゃん。よりちょこあちゃん。の方からシャンプー周期を変えてもらえるようにご提案させていただきました。

そもそもマラセチアってなに?

マラセチアは皮膚や耳に常在する酵母様真菌(カビの仲間です)であり、皮膚から分泌される皮脂をエサにして、生活しています。通常のマラセチアの量であれば皮膚や耳にトラブルを引き起こすことはありませんが、皮膚のコンディションが悪くなったり、皮脂の分泌量が増えると、これをきっかけにしてマラセチアが増殖します。この時、皮脂の増加に伴い、体臭もキツくなり臭いが強くなります。マラセチアが分泌する脂肪分解酵素や皮脂の分解によって生じた脂肪酸が皮膚に浸透し炎症を起こさせるため、マラセチアが増えたところでは皮膚が赤くなり痒みが出てきます。

マラセチア皮膚炎の症状とは?

マラセチア皮膚炎の初期症状は、皮膚の赤みやべたつきがメインです。まだこの頃は体の臭いはそこまでキツくないことが多いです。症状が慢性化してくると、皮膚が黒くなってくる「色素沈着」や生体がマラセチアからの刺激を少なくするために皮膚を分厚くしてゴワゴワしてくる「苔癬化」と呼ばれる状態になります。こうなってしまうと皮膚のべたつきも強く、フケが多く、体の臭いもかなり油っぽくなってきます。

マラセチア皮膚炎の好発部位は、耳介の内側、口唇、首、わき、指の間、爪の周囲、腹部、太ももの内側、陰部周囲などです。フレンチブルドッグやパグなどの顔にヒダが多い犬種では、ヒダの間の擦れるところにもマラセチア皮膚炎が好発します。

マラセチアの増殖を予防する!

シャンプーや内服治療などで一旦マラセチアが減少しマラセチア皮膚炎が治ったあとは、再発しないように対策を取る必要があります。治療の際には週2回実施していたシャンプーを週1回くらいに減らして、皮膚のコンディションを維持していくと良いでしょう。シャンプーだけではフケやべたつき、体の油っぽい臭いが出てきてしまうわんちゃんは、日々のスキンケアとしてローションやムースを使用していただくこともオススメです。

また、マラセチア皮膚炎の原因の項目でもお話したように、なんの原因もなく突然マラセチアが増殖し、皮膚炎を起こすことはあまりありません。ほとんどの場合で、基礎となる原因が存在します。その原因が体質による油症であれば、皮脂のコントロールが必要になりますし、ホルモンバランスの乱れであればお薬を使ってホルモンバランスを整えてあげる必要があります。

よ~し!!!やはりシャンプーの回数を月2回にしてみましょう。

経過観察をしながら、次はむぎちゃん。もおこなって行ければぁと思います。🎵🎵🎵

カット+オゾンシャワーでちょこあちゃん。さ~っぱりしました。\( ̄︶ ̄*\))

お次はむぎちゃ~ん